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2018-09-03

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果実・野菜系飲料 市場は,成長への新しい局面を迎えるか?

 2010年の果実・野菜系飲料の生産量は,㈳全国清涼飲料工業会の調べによると,果実飲料が145万5,700kl(前年比104.7%),野菜系飲料が50万6,100kl(109.4%)となった(表1・2)。
 2010年は夏場の猛暑の恩恵を受けて清涼飲料総市場が成長したわけだが,それはスポーツドリンクや炭酸飲料には貢献したものの,それらに比較すると清涼感に欠ける果実飲料や野菜系飲料にとっては猛暑効果は限定的であったと考えてよいだろう。したがって,両カテゴリーはともに猛暑とは異なる理由で市場が成長したと考えられる。
 果実飲料は,長年にわたりダウントレンドが続くカテゴリーだ。はたして2010年の成長は一時的なものなのであろうか,それとも再び成長局面に転じたのであろうか。また,野菜系飲料の成長要因は何だろうか。そしてそれは2011年も継続していくのだろうか。
 一方,2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに続く原子力発電所の事故によって,日本の産業界は混乱に陥っている。これらの混乱は,果汁・野菜汁飲料市場にも深刻な影響を与えており,特に喫緊のカテゴリーとは見なされていないことから,生産がミネラルウォーターや茶系飲料に押されて“後回し”にされている。
 しかしサプライチェーンは時々刻々と状況が変化しており,特に回復に各社とも尽力していることから,4月末現在ではサプライチェーンへの不安感は相当に払拭されているといえるだろう。こうしたことから果実・野菜系飲料は生産態勢が回復し,通常の市場環境へ復帰することが期待される。
 本号では,こうした果実・野菜系飲料市場について,ブランドオーナーの状況と主要果汁サプライヤーの動向について取りまとめた。

清涼飲料業界として被災地支援や復興支援をするためには,ミネラルウォーターや茶系飲料こそ重要であって,果実飲料は嗜好飲料の最たるものであることが明白になったわけだ。
 こうしたことから言えることは,消費者やブランドオーナーにおける果実飲料の位置づけを再確認する必要があろう。世界的に見て果実飲料は,果汁分の多寡にかかわらず嗜好性だけではなく“果物の代替”であり,生活必需の食品という位置づけである。
 そのため,世界の中で日本の果実飲料の位置づけが問われている。世界の果汁ニーズが高まっている中で,日本…続きは本誌をご覧ください。


財務省貿易統計による果実・野菜ジュース輸入実績推移 2010〜2007年



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 遠く日本から離れること約17,000㎞の南アメリカ大陸にチリ共和国(以下,チリ)はある。南北の総延長が4,630㎞にも及ぶ細長い国であるチリは,農業および農産品にとってきわめてユニークで優れた自然環境に恵まれている。
 南米諸国の中ではチリは少なからず日本に知られている国の一つだ。2010年2月27日に発生したチリ大地震と,同年8月に発生したチリ北部サンホセ銅山の落盤事故と救出劇は,いまだ記憶に新しい。そして古くは1960年のチリ地震により大津波が日本にも襲来したように,日本とチリとは太平洋を隔てた“隣国”である。チリと日本との交易は長い歴史があり,1897年に日本・チリ修好通商航海条約締結にまでさかのぼることができる。
 そしていま,チリは豊かな農産物や海産物を産出する国として世界的な注目を集めている。特に日本の飲料産業にとって,チリはなくてはならない原料供給国になっている。古くはトマトに始まり,今では多くのブドウやリンゴ,野菜,ワインが日本に輸出されている。ビバリッジ ジャパンはこうしたチリにおける果汁産業について,本号と次号の2回に分けてリポートする。

チリを代表する農産加工会社 Invertec社

 Invertec(インベルテック)社は,1988年に創業した農産・水産物加工会社だ。同社は「チリの立地を活かし,最高の品質でニーズのある市場へ集中する」をミッションに掲げている。
 インベルテック社は,農産加工事業から創業したが,現在は水産事業と農産加工事業の2部門に大きく分かれている。そしてこれまで1,000品目を超える新製品を開発し,世界市場に投入してきた。
 このうち水産事業は,鮭の養殖から加工処理までを一手に行なっている…続きは本誌をご覧ください。



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BJ Report2011年第1四半期の清涼飲料&ビール系飲料市場

News from U.K. 世界の新製品から,2011年春

好 評 連 載 記 事

NEW PRODUCTS 各社新製品ニュース

コカ・コーラ

強化続く「紅茶花伝」,コンクタイプの「Qoo」を本格投入など

伊藤園

積極的な製品投入で市場を刺激,新製品など7品発売

カルピス

カルピスソーダ,ウェルチなど新・改装品15品

森永乳業

濃厚味と幼児向けで「マミー」を強化

協同乳業

サッポロ,JRとのコラボ製品発売

大塚食品

大人向け“ビター”炭酸飲料

キリンビバレッジ

“ブラック”缶紅茶と小型PET入りコーヒーを提案

マルハニチロ食品

コラーゲン配合のガラスびん入り美容ドリンク

アサヒ飲料

春夏向け「ティオ」紅茶を2品新発売,「ワンダ」3品を改良

日本たばこ産業

定番ボトル缶珈琲2品刷新

ヤクルト本社

「ミルージュ」刷新,紙容器でブラック珈琲投入

日本サンガリア

「氷晶」リニューアル,ボトル缶でブラックコーヒー発売

エルビー

子ども向けのLL紙製品2品

JR東日本WB

POMみかんゼリー飲料

キッコーマン飲料

朝の“スッキリ”を訴求する野菜・果実混合飲料

…詳細は本誌をご覧ください

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