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2019-11-05

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PETボトルの革新,そのための条件[後編]

 “リサイクル=社会的責任”という共通認識が広がって久しい。消費財メーカーは,それぞれが使用する業界事情に応じてリサイクルを行なうことが,現代における当然の責任とされている。飲料メーカーにとってみれば,リサイクルは社会で存在し続けるための“通行手形”のようになっている。
 飲料容器のリサイクルは,アルミ缶,スチール缶,ガラスびん,PETボトル,紙容器とそれぞれにリサイクルが行なわれ,リサイクル率またはこれに類する数値が公表されている。PETボトルは2010年度のリサイクル率が83.7%を記録し,今や世界最高水準のリサイクル率(PETボトルリサイクル推進協議会調べ)となっている。「特集:PETボトル2011」の最終回は,このリサイクルに焦点を当て,その課題と最新事情をリポートする。

PETボトル3Rの現状

 PETボトルリサイクル推進協議会が発表した2010年度のPETボトル回収率は,72.1%となった(図1)。同協議会によれば,2010年度の指定PETボトルの販売量は59万4,689トン(前年度比+3万471トン,キャップ・ラベル除く),これに対する市町村の分別回収量が29万5,188トン(前年度比+7,848トン),事業系の回収量が13万3,557トン(前年度比−1万6,460トン)となったことから算出されている(表1)。2010年度は事業系回収量が減少しているが,これは回収PETボトルが有償になったことから回収ルートが多様化してしまい,同協議会では把握が困難になってきていることが原因という。同協議会は,引き続き事業系回収量の把握に力を注いでいくという。
 一方,市町村による分別回収量29万5,188トンのうち,指定法人(日本容器包装リサイクル協会)に引き渡されたPETボトルは19万4,205トンに達し,過去最高の引き渡し量となった。また「市町村再商品化量」から「指定法人引き渡し量」を減算した「指定法人ルート外の独自処理量」は9万2千トン(図2)になり,前年とほぼ同量であった。こうしたことからPETボトルリサイクル推進協議会では,引き続き国内処理を要請していく方針だ。
 同協議会は,2011年を初年度とし,2015年を最終年度とする第二次自主行動計画を公表している。リサイクル事業は,3R(リデュース,リユース,リ…続きは本誌をご覧ください。

特集の主な内容

サントリーが取り組むBtoBとその未来

AGFはケミカルBtoBを採用

PETボトル3Rの現状

PETボトルリサイクルと飲料産業

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飲料製造のプロセス技術

  飲料製造におけるプロセス処理,すなわち溶解,分散,乳化,混合,抽出,殺菌,送液といった処理は,飲料製品そのものを作る工程だ。それだけにプロセス機器は,飲料の味わいを支える重要な機器類である。
 清涼飲料の製造現場において,環境対応は最も力を注いでいる分野の一つといってよいだろう。飲料工場におけるそれは,省電力,省水,省エネルギーが大きなテーマとなっている。容器は軽量化が進められているほか,充填機や包装ラインも省エネ化に躍起である。
 こうしたことから,プロセス処理工程においても省エネ化はテーマの一つと言ってよいだろう。たとえば殺菌機では,より熱効率の高い機器に取り替えることで省エネ化が図れるだろう。またバッチ処理だけではなく,連続処理にすることで,工程の効率改善やロスの低減が期待できる。これらはコスト競争力の強化になるといえよう。
 その一方で,省エネや効率化に取り組むだけではなく,ユニークなプロセス処理を採用することで,より差別化を図った商品を生産したり,より高品質な製品を狙うこともできるであろう。これにより,飲料製造技術の独自性を高め,排他的でユニークな製品製造が可能になる。
 いずれにしても飲料産業は,激しさを増す競争に打ち勝っていかなければならない。そこで本特別企画では,省エネ,効率化に役立つプロセス機器のみならず,ユニークな製品作りや高品質な製品作りに役立つプロセス機器をとりまとめた。…続きは本誌をご覧ください。

その他の内容


特別リポート:エフピコが見せるリサイクルの理想像

特別寄稿:GFSI承認の国際認証規格について/テュフ ラインランド ジャパン株式会社

事例研究:安全性と利便性を高める「ジョア」の容器開発/ヤクルト本社

News from U.K.:飲料製品に見られるナッツ類

好 評 連 載 記 事

NEW PRODUCTS 各社新製品ニュース

アサヒ飲料

成長ブランドを新製品で補強,ユニーク提案商品が登場

キリンビバレッジ

柑橘果汁+はちみつ入りジャスミン茶,冬季限定4品

カゴメ

トマト炭酸で若者を取り込め

協同乳業

レンジアップ向け飲料,白桃オレほか

コカ・コーラ

抹茶入り珈琲とファンタなどで若者層獲得を狙う

森永乳業

胡桃使用の乳飲料,冬向けゆず紅茶/乳酸菌飲料など

カルピス

あまおう使用など期間限定カルピス5品

富士ミネラルウォーター

“スヌーピー”ボトル投入

伊藤園

チチヤスと共同開発の乳性飲料,ミルク紅茶など

サントリー

スムージー風なっちゃん,ブラジル豆100%のボスほか

ポッカ

「アロマックス」に新製品

エルビー

紙容器入りチルド飲料2品

AGF

CVS限定エスプレッソ珈琲

日本サンガリア

粒入りオレンジと乳性炭酸

雪印メグミルク

りんご果汁飲料とココア

UCC

無糖ミルク入りボトル缶コーヒーと直営農園記念製品

JR東日本WB

100%りんごジュースと朝向けカフェオレ

赤穂化成

脱塩海洋深層水で脂対策

ヤクルト本社

「プレティオ」を刷新し再度拡大を狙う

JT

清見果汁入り炭酸飲料

サッポロ飲料

苺のソーダをリニューアル

不二家

紙缶入り白桃ネクター

ダイドードリンコ

「ブレンドコーヒー」にエスプレッソ登場

板紙マルチパックで炭酸飲料の年末商戦を狙う

…詳細は本誌をご覧ください

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2019年〜2018年のバックナンバー

2019年10月号 No.453LinkIcon
特集:特集 PETボトル2019(1)

2019年9月号 No.452LinkIcon
特集:2019年上期の清涼飲料市場総括

2019年8月号 No.451LinkIcon
特集:宅配水とミネラルウォーター,フレーバーウォーター

2019年7月号 No.450LinkIcon
特集:機能性飲料市場と機能性素材

2019年6月号 No.449LinkIcon
特集:紙容器2019

2019年5月号 No.448LinkIcon
特集:フルーツ・野菜ジュースとチューハイ市場

2019年4月号 No.447LinkIcon
特集:環境の時代とガラスびんの役割

2019年3月号 No.446LinkIcon
特集:2018年の清涼飲料市場総括と2019年の成長戦略

2019年2月号 No.445LinkIcon
特集:飲料製造のための最新技術・機器
特別企画:ビール系飲料市場2019

2019年1月号 No.444LinkIcon
特集:飲料缶と缶飲料市場

2018年12月号 No.443LinkIcon
特集:飲料の新製品開発

 
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