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2019-11-05

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縮小続く市場で増収基調への転換を図る

 ビール系飲料(ビール,発泡酒,新ジャンル)の市場縮小が続いている。2011年のビール系飲料の課税出荷数量は,前年比3.7%減の4
億4,238.9万函(1函=大びん[633ml]×20本換算)となった(表1)。
 現行の統計を取り始めた1992年(当時はビールのみ)以降で見ると,7年連続で過去最低を更新し,下げ幅は発泡酒が増税された2003年に次いで2番目の大きさとなっている。唯一の成長分野である新ジャンルの伸びも,2010年の8.7%増から2011年は1.8%にまで鈍化した。これは,東日本大震災で工場が被災して供給が滞ったことや計画停電,容器不足で供給力も落ちたことから,全社が前年実績を下回った。さらに低アルコール飲料やビールテイスト飲料,課税数量にはカウントされない低価格の輸入新ジャンルが拡大したことも要因といえる。
 こうした市場環境のなか,アサヒビールとサントリー酒類は新ジャンルの主力ブランドが2ケタ増と好調でシェアを拡大した。マーケットシェアは,アサヒビールが0.4ポイント増の37.9%で2年連続の首位,シェア3位のサントリー酒類は0.4ポイント増の13.3%だった。
一方,2位のキリンビールは0.5ポイント減の36.2%,4位のサッポロビールは0.4
ポイント減の11.6%だった。
 ところで,国内ビール系飲料市場の縮小が続くなかで,各社ではビール系飲料の定番ブランド強化に取り組むとともに,急速に拡大しているビールテイスト飲料や低アルコール飲料といった非ビール分野のほか,海外市場などに成長を求める動きが加速している。本特集では,2011年のビール系飲料市場をまとめるとともに,2012年の各社のブランド戦略についてリポートする。


カテゴリー別動向

 2011年のビール系飲料の課税出荷数量は,前年比96.3%の560万644kl(4億4,238.9万函)となった。市場縮小の大きな要因は東日本大震災だ。キリンビール,アサヒビール,サッポロビールの計6工場が操業停止に追い込まれ,2011年3月の課税出荷数量は前年同月比10.9%減と落ち込んだ。その後,各社では他工場などでの増産で対応し,工場の復旧後には積極的な販売促進で巻き返しを図ったが,減少分を補うことはできなかった。ビール各社によると,この震災の影響で市場が2〜3%程度縮小したと分析している。
 カテゴリー別では,ビールの課税出荷数量は4.1%減,発泡酒が12.9%減と前年割れした一方で,新ジャンルが1.8%増となった。これにより構成比は,ビールが50.0%(−0.2ポイント)と過去最低を更新する一方,新ジャンルは…続きは本誌をご覧ください。

特集の主な内容

ビールテイスト飲料が重点カテゴリーに昇華

市場縮小の要因−伸長する輸入新ジャンルと低アルコール飲料

東南アジア市場の開拓が加速

メーカー別主要ブランドの動向

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ベトナムと日系企業

ASEAN地域が日本の飲料産業から熱い注目を集めていることは,すでによく知られていることだ。
そして,ビール系企業を中心にASEAN地域へ進出する速度が高まっている。
その一方で,ASEANは単一国家や経済圏ではなく,様々な国情が組み合わさった複雑な地域である。
そこでビバリッジジャパンは,ベトナムにスポットを当て,その最新事情をリポートする。
なお本誌では,№330(2009年第6号),№331(2009年第7号),№332(2009年第8号),
№337(2010年第1号),№339(2010年第3号)でASEANリポートを掲載しているので
あわせてご覧いただきたい。

ベトナム最新経済事情

 ベトナムは,中央政府が直轄する直轄市と58の省とに分かれる。ベトナム政府直轄市は,ハノイ,ホーチミン,ダナン,ハイフォン,カントーの5カ所だけで,首都はハノイである。なかでも最大の都市はホーチミン市で,約716.3万人(2009年末,ベトナム政府発表)の人口を抱える経済の中心地として繁栄が著しい。
 ベトナムは,2011年のGDP成長率予想が5.8%(IMF資料)と,前年比−1ポイントになっている。国内では消費者物価指数が2010年の9.2%増に対して2011年が18.8%増と急速に進んでいるうえに,通貨(ドン=VND)の切り下げが行なわれたこともあり,ベトナム経済は減速局面を迎えているようだ。
 こうしたなかベトナムの清涼飲料市場は,2011年1〜12月は107%と成長しているものの,2011年第3四半期は103%,第4四半期も101%と減速しており,前述した経済悪化の影響が如実に出ているようだ。
 ベトナム経済は,IMFの予測では2012年は6.3%のGDP成長率,消費者物価は12.1%上昇と予測されているため,2012年も厳しい経済状況が続く見込みだ。しかし失業率は5%と…続きは本誌をご覧ください。

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アサヒ飲料

基幹ブランドに改・新製品,無糖茶や紅茶のラインアップ強化

雪印メグミルク

「雪印コーヒー復刻版」など500ml紙製品3品

コカ・コーラ

東海地域限定のジョージア第2弾と,エスプレッソコーヒー

キリンビバレッジ

「生茶」「からだ想い茶」「午後の紅茶」で無糖茶市場の獲得を狙う

AGF

再生樹脂のPETボトルコーヒーなど全18品

エルビー

バニララテなど屋根型2品

森永乳業

「リプトン」新シリーズなど500ml紙容器製品を強化

カルピス

“季節感”カルピス3品

日本サンガリア

受験シーズン緑茶と缶入り100%果汁の刷新

サントリー食品

「オランジーナ」を日本に導入し炭酸カテゴリーを強化

JT

香りを楽しむカフェオレ

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青森産ふじ100%ジュース

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レッドブル0カロリー導入

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果汁入り乳飲料2品


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