本誌立ち読み
特集:飲料製造のための最新技術・機器
産業課題の現在と未来に応える最新の飲料技術
飲料は典型的なFMCG(Fast Moving Consumer Goods)である。それだけに日常性と安価な価格で普及し,またその価値が求められ続けてきた。日本の経済が低迷するなかでも成長を続けてきた原動力は,大量生産・コストミニマムのあくなき追求だった。
この思想や価値はこれからも変わることはないだろう。飲料は高級品のような製品開発やマーケティングとは相いれないが,生活に深く根付き個人を形作る人生の重要な一部となっている。だから,製品・消費機会・消費体験だけではなく,原料から廃棄・再利用まで産業界全体に対する機能や責任を主体的に果たすという重要性がますます高まる。
今,日本では人口減少や高齢化社会など様々な“不足”が叫ばれており,これまで戦後80年にわたって続いてきた社会モデルの瀬戸際に直面している。飲料産業は,これからも機能や価値を不変に提供し続け,人々の生活を支えていく必要がある。…続きは本誌をご覧ください。
特集の主な内容
- 3 Dビューアの特徴と飲料分野への利用提案
- ブラウンリバース株式会社(日揮グループ)
- 現場にとけ込む設備保全 DXアプリ「 M2X」
- 株式会社 M2X
- 殺菌装置の AI制御システムの特徴と飲料分野への利用提案
- 株式会社イズミフードマシナリ
- 抽出残渣の未知なる可能性〜捨てるなんてもったいないANDRITZ社製「 TURBEX」抽出機による食品加工残渣の価値化
- 大阪サニタリー株式会社
- 微生物微小コロニー迅速検査装置の特長と飲料分野の利用提案
- 株式会社槌屋
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特別企画:ビール系飲料市場2025
値上げで減税効果が相殺される市場の次の一手とは?
本格的なポストコロナ時代の幕開けとなった2024年は,世界が同時に動き出し変化と混乱が生じた。特に経済分野において顕著に表われており,原材料・資材価格の高騰,円安,物流課題,エネルギー問題,脱炭素化など枚挙にいとまがない。その結果,生活物資全般で値上げが繰り返され,消費者の生活防衛意識がさらに高まっている。
ビール産業もこうした影響を多大に受けており,新たな需要を喚起するための有効な手段を模索している。本号では,2024年のビール系飲料(ビール,発泡酒,新ジャンル(酒税法上の品目は発泡酒②,以下同))およびノンアルコールビールテイスト飲料の市場と,主要ビール各社のブランド動向を取りまとめた。さらに,2025年の市場展望とブランド戦略についてもリポートする(以下,函数は1函=633ml×20本換算)。
…続きは本誌をご覧ください。
本号のその他の内容
- 新素材:機能性素材の最新情報
- グアーガム分解物,バナバ葉由来コロソリン酸
- トレンドレビュー
- 睡眠サポート飲料のブーム収束と現在地
- News from U.K.
- 4つのトピックスで振り返る 2024年の世界の飲料市場
好 評 連 載 記 事 |
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