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2018-09-03

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特集 2010年清涼飲料市場総括と2011年の戦略

特需に沸いた2010年,“両極化”に向かう飲料産業

  “景気より天気”,このひと言に2010年の清涼飲料市場は集約される。景気は足踏みを繰り返しており,将来に対する漠然とした,あるいははっきりとした不安から消費意欲は減退したままだ。しかも消費市場としての日本は,人口減を由来として将来的に縮小するという予測が,それ以外には選択肢がないと感じさせるほどに広く信じられていることから,まるで日本市場から逃げ出すように海外投資に走っている。
 このように,日本は依然として多様化を自ら拒絶するかのようだ。飲料産業でも状況は全く同じで,大手飲料メーカーのみならず,原料資材メーカーも揃って海外戦略へとシフトしている。そのため,国内市場は事業規模の維持が主戦略になっており,飲料市場は成長どころか縮小・均衡への危険性が高まっている。つまり,積極的な市場拡大をめざすのではなく,現状の維持・確保を最大の目的としているようだ。
 それでも2010年の清涼飲料市場は,記録的な猛暑によって消費が爆発した。2010年は年初から天候不順が続き,東京では4月に雪が降るという異常さであった。そのため上半期(1〜6月)は前年比98%程度に縮小していたが,7月から始まった記録的な猛暑によって,飲料は嗜好品ではなく,生命を維持する“非常時の必需品”として消費された。こうしたことにより,2010年は前年比2%の増加で終了したものと推定される(図1参照)。
 本特集は,2010年の清涼飲料市場をまとめるとともに,2011年の主要ブランドの戦略をリポートする。

カテゴリー別動向

2010年は,低迷する景気後退に加えて猛暑に見舞われ,“巣ごもり”に代表されるように家庭内消費が拡大した。これは茶系飲料にとっては逆風となったが,コンク飲料や炭酸飲料にとっては追い風となった。コンク飲料は家庭内で希釈すればよく,炭酸飲料は家庭では作ることができないからだ。酒類では,より安価に飲める高アルコールへと需要はシフトし,その終着点としてウイスキーとハイボール市場が急速に拡大した。
 このように日本市場は,あらゆるものの原点が改めて見直され,回帰する様相を見せている。以下に主要なカテゴリー動向を示す。
▶炭酸飲料は3%増と推定される。炭酸飲料は,家庭内で作ることのできない飲料の最右翼であることが,成長を続ける原動力とマーケッターは解析している。それに加えて,“不健康の代表格”とされてきた炭酸飲料にカロリー…続きは本誌をご覧ください。

2010年カテゴリー別・会社別 新発売品一覧

2010年の新発売品1,793点の一覧表を掲載



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特集の内容

カテゴリー別動向
新製品の発売状況
二極化する味覚設計
原料価格の高騰と飲料市場
業界再編とサバイバルゲーム
2011年の予測
主要ブランド別の動向



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News from U.K.Special
第7回Global Bottled Water Congressリポート Steve Galloway

好 評 連 載 記 事

NEW PRODUCTS 各社新製品ニュース

サントリー食品インターナショナル

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コカ・コーラ

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サッポロ飲料

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カルピス

ホワイトチョコ入り「カルピス」など

日本ミルクコミュニティ

「雪印」のミルクティー,子ども向け「Dole」など春季向け29品

日本たばこ産業

ウガンダ産豆使用の缶珈琲

キリンビバレッジ

午後の紅茶,生茶,ファイアの基盤3ブランドに新製品・改良品投入

ハウスウェルネスフーズ

C1000のPET2品を刷新

アサヒ飲料

ファイバー飲料と紙容器入り果汁飲料など

不二家

「ミルキー」初の炭酸飲料とりんごネクター

ダイドードリンコ

サントリーと共同開発のゼリー飲料など17品

日本サンガリア

苺オレ刷新と缶入り茶2種

ネスレ日本

チョコの香りのブラック登場,ボトルコーヒー刷新

エルビー

チルド紙製品3品を刷新

ヤクルト本社

柑橘果汁・果肉入りジョア

カゴメ

大豆飲料入り「野菜生活」など

森永乳業

バナナミルク,ネクターなど濃厚感を訴求する新製品4品ほか

AGF

チョコ味のチルド乳飲料

JR東日本

あかつき使用の桃果汁飲料

…詳細は本誌をご覧ください

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