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2018-09-03

2010年3月号 No.338

2010年2月28日発刊





特集 2009年清涼飲料市場総括と2010年の戦略

本誌立ち読み

険しさを増した市場環境と生き残り戦略


 2009年の日本経済は,かつてないほど厳しい危機感に覆われた1年だったといえよう。それが2008年9月のリーマンショックに由来するか否かにかかわらず,1990年代半ば以降の景気低迷のなかで,比較的低単価の飲料産業にも,その影響が明確に現われ始めた1年といえよう。
 もちろん,その予兆はあった。長年にわたり成長を続けてきた日本茶を代表とする無糖茶飲料やミネラルウォーターに異変が生じたことが端的な事例だ。これは,すでに他の産業,たとえばビール産業ではビール類(ビール,発泡酒,新ジャンルの合計)が減少傾向を続けていることからもわかる。
 こうした険しい環境のなかで,どのように飲料産業は持続的成長をめざすのか,主要飲料各社の2009年の事業総括と2010年の戦略をまとめた。

2009年の清涼飲料市場
 2009年は悪化した景気の影響と,夏場の天候不良が大きな要因で市場は前年比3%程度の減少になったものと推定される。消費者の生活防衛意識はますます高まっており,不要不急な購入を控える動きとともに,より安価な商品を選ぶ動きが顕著だ。デフレ経済が進行し,不透明感はますます強くなっているといえそうだ。
 2009年の清涼飲料市場の成長率を主なカテゴリーで見ると(図1),炭酸飲料が4%増となったほかは,軒並み前年割れと推定される。特に,これまでの成長カテゴリーであったミネラルウォーターが,2%の前年割れと推定される。
 茶系飲料も軒並み前年割れとなっており,景気悪化による生活防衛の広がりを如実に現わしているといえよう。緑茶では,伊藤園「お~いお茶」やサントリー「伊右衛門」が前年並みとなったほかは,各社とも前年を大きく割り込んでいる。ウーロン茶は,筆頭のサントリーからして…続きは本誌をご覧ください。

■2009年 カテゴリー別・会社別 新発売品一覧表


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Field Report:ハウス食品分析テクノサービス

食品企業が培った試験・分析力を駆使したサービスを展開

 一般的に品質保証を実現するためには,製品だけではなく原材料や容器などその製品が使用する様々な原材料や資材等についての試験・分析能力を備えることが求められる。なかでも複雑多岐にわたる原材料を取り扱い,また様々な加工を行なう食品加工企業においては,原材料と製品,製造工程に対する高い試験分析能力が必要だ。
 ハウス食品は「六甲のおいしい水」や「ウコンの力」「SASSO」といった飲料群だけではなく,カレーやシチューなどのルウ,レトルト食品,スパイス,調味食品,スナック・菓子,健康美容食品といった多岐にわたる性状,原材料,加工方法,容器包装の商品群を製造販売している総合食品企業だ。それだけに,その品質保証部門が取り扱う分野は幅広い一方で,原材料等によって分析方法や分析対象が異なることから,蓄積されるノウハウと分析力は強力なものがある。
 「株式会社ハウス食品分析テクノサービス」は,こうした試験・分析力を背景にして2004年8月に発足し,食の安心・安全を高めることに貢献することを目的としている。そこでビバリッジ ジャパンは同社を訪問取材し,その技術力の一端をリポートする。

“カレー”が培う強力な分析能力

 ハウス食品社の基幹事業の一つは,カレールウをはじめとするスパイスビジネスである。カレーは少なくとも10
……続きは、本誌をご覧ください。


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News From U.K. :エナジードリンクとアンチエナジードリンク

新製品情報

NEWS HIGHLIGHT

伊藤園

果汁をテコ入れ,紅茶・機能性飲料など投入

ハウスウェルネスフーズ

「C1000」発売20周年を機に主要3品を刷新

ダイドードリンコ

ボトル缶・SOT缶を中心に春夏向けに13品発売

キリンビバレッジ

「午後の紅茶」のヘルシー路線を促進

日本たばこ産業

ボトル缶珈琲,PET入り果汁ゼリー飲料,春向け炭酸

コカ・コーラ

進化した砂糖0コーヒー,機能性飲料に新ブランド

味の素ゼネラルフーヅ

カロリー減・微糖を強化,豆乳ラテ登場

サントリー

2010年春の新製品-定番ブランドのテコ入れと機能系飲料を強化

ほか

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