本誌立ち読み
特集 宅配水とミネラルウォーター,
フレーバーウォーター
水市場の成長とブランディング
清涼飲料は総市場の拡大が続き,生産量も増加し続けている。その成長を牽引しているカテゴリーがミネラルウォーターだ。ミネラルウォーターは現代生活の一部となって定着している。ミネラルウォーターを製品ラインアップに加えることは容易だが,水質だけでは差別化が成功しないためブランディングが難しい。市場の拡大は,上位のブランドによる活発なマーケティング活動の成果だ。
一方,Home and Office Delivery(HOD=宅配水)も市場規模が拡大し続けている。2011年の東日本大震災により各家庭内での備蓄需要が高まり,そこに冷温水がいつでも使える簡便性,重量物を軒先まで届けてもらえる利便性があいまって急拡大してきた。2016年は,その需要が落ち着きを見せた一方で,新たな課題も浮上してきた。
拡大を続ける国産ミネラルウォーター
(一社)日本ミネラルウォーター協会が発表したミネラルウォーター類の2016年の国内生産・輸入量は352万2,928kl(前年比104.0%)となった(表1)。国産が317万6,558kl(同104.5%)と前年を上回ったが,輸入は34万6,370kl(同99.3%)と前年割れとなった。
国産ミネラルウォーターは…続きは本誌をご覧ください。
特集の主な内容
派生品の拡充
輸入ブランドは原点回帰
HOD市場は高成長から安定成長へ移行するか?
HOD事業の潜在リスク
宅配か,直配か?
主要ミネラルウォーターブランドの動向
主要HODブランドの動向
主要HODサプライヤーの動向
本誌立ち読み
特別企画 2017年上半期ビール系飲料市場
全分野で初のマイナスとなるもビール強化が続く
ビール系飲料(ビール,発泡酒,新ジャンル)市場の減少が止まらない。2017年上半期(1〜6月)のビール系飲料市場は,課税数量が前年同期比1.3%減となり,5年連続で過去最低を下回った。一方,アルコール分0.00%のビールテイスト飲料市場は,前年同期を上回って推移したと推定される。今年は新ブランドが投入されたことから注目を集め,市場が活性化している。
このようにビール系飲料市場の縮小が続くなか,ビール各社ともビールを強化して市場縮小を食い止めようとしている。それでも2017年は13年連続で前年割れとなってしまうのであろうか?
そこでビバリッジ ジャパンでは,2017年上半期のビール系飲料およびビールテイスト飲料の市場とブランド動向をまとめるとともに,下半期の市場予測と主要ブランドの戦略などについてリポートする。
改正酒税法による価格上昇の影響は軽微
2017年1〜6月のビール系飲料の課税数量は,前年同期比1.3%減の1億9,025万函(633ml×20本換算,以下同)となった(表1参照)。カテゴリー別では,ビールが1.4%減の…続きは本誌をご覧ください。
本号のその他の内容
- Report
- 第2回 Drink JAPAN 日本の飲料産業の今後を見通す
- Field Report:富士ミネラルウォーター株式会社
- 多品種少量の最新マルチ製造ライン
- 特別寄稿:新タイプの除臭洗浄添加剤「FRC 700」
- エコラボ合同会社
- Special Report:レンゴー/レンゴー・リバーウッド・パッケージング
- 進化する外包装,飲料産業での活用法
- News form U.K.
- 次世代の水 Waters Plusという考え方
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