本誌立ち読み
特集:ミネラルウォーター・炭酸水類と宅配水市場
水市場の変化に見るミネラルウォーター,宅配水の未来
世界中の清涼飲料産業は,その主原料である水を製品化し,有価物として販売している。その規格は国連の国際食品規格(CODEX)委員会が「ナチュラルミネラルウォーター」「容器入り水」の基準を定め,日本では「ミネラルウォーター類」の規格基準や品質表示ガイドラインが制定されている。
ミネラルウォーターや容器入り水は,嗜好品のほか水道水代替の生活水として販売・利用されている。そのため清涼飲料水のなかで最も安価で,国によっては価格に規制が設けられている。日本では“水と空気と安全は無料(ただ)”と揶揄されるほど水(水道水)への信頼は厚く,またミネラルウォーターを含む容器入り水は有価物(清涼飲料水)として広く利用され浸透している。容器は,ガラスびん,缶,PETボトル,ガロンボトル(ポリカーボネート等),BIB,紙容器が利用されており,内容量は小容量から12L以上と幅広い。
この水市場に異変が生じている。本稿では,清涼飲料メーカーが展開するミネラルウォーターや炭酸水・フレーバーウォーターと,宅配水市場について最新事情をまとめた。
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特集の主な内容
ミネラルウォーター生産量は続伸
アルミボトル缶入りの水を備蓄,相互扶助で活用
増加を続けるLL紙容器入りミネラルウォーター
伸びる炭酸水,停滞するフレーバーウォーター
宅配水市場は踊り場へ向かうか?
浄水型サーバーの登場と宅配水
サントリーの提案に見る水の新市場開拓
水市場の可能性と限界
主要ミネラルウォーターブランドの動向
主要HODブランドの動向
主要HODサプライヤーの動向
本誌立ち読み
特集:ミネラルウォーター・炭酸水類と宅配水市場
2年ぶりのマイナスも酒税改正を好機にとらえられるか?
ビール系飲料市場が再び停滞している。2023年上期(1〜6月)のビール系飲料(ビール,新ジャンル,発泡酒)市場は前年同期比1%減となった。上期の前年割れは2年ぶりで,相次ぐ食料品や日用品などの値上げにより家庭用で買い控えが広がったことが大きく影響した。
下期は10月に酒税改正が控えており,各社とも減税となるビールに新製品を投入し攻勢をかけている。本稿では,2023年上期のビール系飲料およびノンアルコールビールテイスト飲料の市場と主要ブランドの動向を取りまとめ,下期の市場展望とブランド戦略についてリポートする(以下,函数は1函=633ml×20本換算)。
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本号のその他の内容
- 新技術:大日本印刷
- 独自開発した工場DXシステムを提供開始
- 新技術:UPMキュンメネ
- バイオMEGの“カーボンネガティブ”を学ぶ
- 新素材:塩野香料
- 新東京本社始動,創香とアプリケーション開発を強化
- トレンドレビュー
- 進化を続ける明治の乳児用液体ミルク
- トレンドレビュー
- 熱中症対策飲料2023—夏季限定から日常へ拡大
- News from U.K.
- ジャパニーズノンアルコールスピリッツの可能性を探る
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