本誌立ち読み
特別企画:ビール系飲料市場2024
2年連続のプラスならず,酒税改正を追い風にできるか?
あらゆる産業が新型コロナウイルス感染症拡大という災禍から抜け出し,平時の経済活動へと回復しつつある。しかしビール産業は再び停滞している。
2023年のビール系飲料(ビール,発泡酒,新ジャンル(酒税法上の品目は発泡酒②,以下同)の市場規模は,前年比99%と2年ぶりのマイナスになったと推定される。2022年は2004年以来18年ぶりに前年を上回ったが,2023年は相次ぐ食料品や日用品などの値上げにより,節約志向が高まり買い控えが広がったことが大きく影響した。
ビール系飲料市場では,2023年5月に新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行したことや同10月の酒税改正により,業務用市場が回復基調になり,ビールの復活が鮮明になった。それでも市場は2年ぶりのマイナスで厳しい状況へと逆戻りし,若年層の獲得と市場の活性化という課題に対する解決策は相変わらず見通せない。
本号では,2023年のビール系飲料およびノンアルコールビールテイスト飲料の市場とブランド動向を取りまとめ,さらに2024年の市場展望とブランド戦略についてもリポートする(以下,函数は1函=633ml×20本換算)。
…続きは本誌をご覧ください。
特集の主な内容
5類移行と酒税改正の影響
カテゴリー別動向—ビールが6年ぶりの過半数超え
容器別動向
再成長が期待されるノンアルコールビール市場
世界のビール消費量は2年連続のプラス
2024年の市場を見通す
メーカー別主要ブランドの動向
本号のその他の内容
- 特集:飲料製造のための最新技術・機器
- CHP社「 MicroDry」潤滑システムによる完全ドライ搬送 双日マシナリー株式会社
- 「 EBPテクノフィルタ」の特長と利用提案 大平洋特殊鋳造株式会社
- Field Report:三菱商事プラスチック株式会社/ URSハリマ株式会社
- 事業系の廃 PETボトルをどのようにリサイクルするのか?
- 新素材:三栄源エフ・エフ・アイ
- 様々な課題解決策を提案し,商品開発をサポート
- 新技術:三菱重工機械システム
- 新時代の連続調合システムを提案
- マーケティング:モンデ酒造
- 自社農園産の日本ワインブランドを立ち上げ
- トレンドレビュー
- 飲料産業における AIブーム事例集
- News from U.K.
- 2023年の海外製品を4つの健康トピックスで振り返る
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