本誌立ち読み
特集:機能性飲料市場と機能性素材
機能性表示食品・特定保健用食品の転機と持続的成長への手がかり
ヒトにとって避けられない運命(さだめ),それが寿命だ。年齢を重ねるほど寿命は他人事ではなくなり,自身の健康維持をより強く意識するようになる。高齢化が進行する日本では,経済規模が大きい高齢者層をターゲットにしたビジネスが活況だ。
飲料産業は,これまで若者をターゲットにして世代回帰とブランドの継続をめざしてきたが,現在は他産業と同じく高齢者も重要なターゲットにしている。それでも対象は“元気な”高齢者にとどまっており,介護食への進出は見られない。
いまでは,機能性表示食品や特定保健用食品(トクホ)は,清涼飲料・乳類の基本的価値になっており,嗜好性すら健康機能の一部に取り込まれている。特に清涼飲料では機能性の付与・訴求が顕著になっており,“総健康飲料化”に向かって驀進している。本稿では,機能性表示食品やトクホについて,主力ブランドの動向や原料サプライヤーの最新情報を取りまとめた。
機能性表示食品の年間受理件数が初の1,500件超え
機能性表示食品市場は,2015年の制度開始から拡大が続いており,2023年は前年比2割増の6,000億円と推定される。コロナ禍で高まった…続きは本誌をご覧ください。
特集の主な内容
機能性表示食品の年間受理件数が初の1,500件超え
機能性表示食品のガイドライン厳格化が進む
機能性表示食品・トクホの転機と飲料産業
機能性表示食品・トクホの主要ブランド動向
機能系のノンアルコール飲料は多機能化が課題
主要サプライヤーによる機能性飲料開発のための新提案
本号のその他の内容
- 新素材:長岡香料
- ウガンダ産バニラで新需要の創出をめざす
- マーケティング:キリンビール
- スプリングバレーブルワリー東京を改装,クラフトビールをより身近な存在に
- Field Report:コスモフーズ株式会社菰野工場
- 製菓企業による飲料産業の革新
- Field Report:沖縄コカ・コーラボトリング株式会社
- 沖縄から世界へ,次世代飲料製造システムの姿
- トレンドレビュー
- 炭酸飲料が原点回帰へ動き出す
- News from U.K.
- 既成概念にとらわれない新製品開発とは?
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