本誌立ち読み
特集 紙容器2020
環境の時代と紙容器の戦略
新型コロナウイルス感染症(COVID−19)の流行で環境課題は声を潜めているが,同流行が地球環境を改善することはなく,当然,経済の回復にともなって環境問題が再燃することは疑う余地がない。
この環境課題はプラスチック包装だけが対象ではない。だからブランドオーナーには,より責任ある行動が求められるだろう。この点で紙容器は,環境負荷低減容器の有力な候補だ。
紙容器の主材料である紙は木質=森林資源だ。その森林の再生速度は,石油資源に比較すればきわめて早く,短期間だ。だから,紙容器は再生可能資源の最右翼といってよいだろう。
しかし紙容器は万能ではない。主な用途先である乳業や酒類に対応する進化と最適化は進んだが,その他の産業界や内容物に対する進化は途上といえるだろう。
本特集は,主要な紙容器サプライヤーの動向を探りながら,環境課題解決を見据えた紙容器の将来性を考える。…続きは本誌をご覧ください。
特集の主な内容
紙容器入り清涼飲料は生産量・構成比とも減少
牛乳類は紙容器比率が高まる
流通小売りで紙容器化が広まるか?
紙容器の進化要件
主要紙容器サプライヤーの動向
本号のその他の内容
- Mini Report:守山乳業株式会社
- 新容器SIG Combiblocによる差別化戦略
- BJ Report:牛乳・発酵乳・植物乳市場
- —市場トレンドと各社の戦略—
- 特別リポート:チリ最前線2020(2)
- バルクワイン最前線
- トレンドレビュー:BJ Monthly Beverage Watch(2020年4月)
- 飲料・酒類各社が新型コロナウイルス感染症対応に取り組む医療従事者を支援
- News from U.K.
- 素材×素材の相乗効果で製品価値向上
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