本誌立ち読み
特集 フルーツジュース・野菜ジュース
健康志向とフルーツジュース・野菜ジュース,期待と使命
健康は洋の東西を問わず人類が希求してやまない目標だ。このために人々は機能性素材やサプリメントに走り,ウォーキングやジョギング,トレーニングにいそしむ。これらは有効な手段の一つといえるが,健康な飲食はそれにも増して重要だ。
フルーツジュースや野菜ジュースは,自然の恵みである果実や野菜を搾汁したもので,健康ニーズに最も即している。様々な栄養素を含み,それぞれの果実,野菜が多彩な風味をもち,われわれ人類が生活するために必要な栄養が摂取できる。海外で見られる完全菜食主義者(ヴィーガン)は,動物からの栄養摂取を拒否し植物だけで生活している。
日本でも健康志向は年々高まりを見せており,小売店では有機栽培品が見られるようになった。消費者自身だけではなく,食品にも気を配る世相が見て取れる。
一方で清涼飲料では,果実飲料の消費は減少が続いており,特に100%果汁は深刻だ。消費者の意識と消費実態は乖離しているといえるだろう。
代わって缶チューハイに代表される低アルコール飲料(RTD)で果汁の使用量が増加している。販売価格は決して高価ではないが,RTD製品の個性を定める重要な要素として,果汁が珍重されているのだ。
本特集では,主要な果実飲料ブランドやRTDブランドの動向をリポートし,その動きを明らかにする。また主要なサプライヤーの動向もリポートし,フルーツジュース・野菜ジュースの実態を総合的にお伝えする。…続きは本誌をご覧ください。
特集の主な内容
生産量は減少の一途
輸入果汁の動向とコロナ禍
消費者志向とフルーツ・野菜ジュース
農業の持続性と飲料ブランドの使命
果汁・野菜汁を使う意義
主要な果汁・野菜汁ブランドの動向
RTD市場は13年連続の伸長へ
嗜好の多様化にいち早く対応
レモンフレーバー人気がさらに加速
高果汁RTDに勝機あり
無添加需要に対応する原料果汁
主要果汁系RTDブランドの動向
主要な果汁・野菜汁サプライヤーの動向
財務省貿易統計による果実・野菜ジュース輸入実績推移 2019〜2016年
本号のその他の内容
- 特別リポート:チリ最前線2020(1)
- 魅力を高めるチリ産の農産原料を見る
- トレンドレビュー:BJ Monthly Beverage Watch(2020年3月)
- 現新型コロナ禍中の飲料市場,1〜3月は2%減で推移
- News from U.K.
- 今こそ求められる健康飲料の最新状況
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