本誌立ち読み
特集 紙容器2021
過熱する環境対応と紙容器
時代は一時もとどまることはない。2020年に突如として世界を覆い尽くした新型コロナウイルス感染症の流行は,目を見張るほどのスピードで変化している世界を実感するに充分だ。この災禍によって停滞した経済の回復に向け,世界は環境を題材として選択した。環境負荷低減やGHG(Greenhouse Gas=温室効果ガス)削減を高々と掲げ,新たな経済圏の創出と主導権の獲得にしのぎを削っている。
これが飲料や関連産業に波及し,特にプラスチック製の容器包装に対する視線は厳しい。そのため社会での孤立を避けたいブランドは,あらゆる手段で社会風潮との調和を図っている。
紙容器は,環境負荷の少ない容器包装材と認識・理解されて久しい。そこで本特集では,紙容器飲料市場と容器メーカーの最新の動きをリポートする。
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特集の主な内容
コロナ禍でも安定の紙容器
環境対応と紙容器入りミネラルウォーター
ノンアルミLL紙容器の拡大へ
紙容器とリサイクル
日本製紙がアルミ付き紙容器のリサイクルを開始
板紙のサスティナビリティと紙化戦略
紙容器と水平リサイクル
主要紙容器サプライヤーの動向
本誌立ち読み
特別企画 牛乳・発酵乳市場
コロナ禍で増えた需要の取り込みをめざす
昨年来のコロナ禍は,乳業界にも大きな影響をもたらしている。牛乳や発酵乳,乳製品の原料となる生乳の需給は,感染症が拡大した昨年3月を境に大きく変化した。ホテルや飲食店の臨時休業や時短営業により業務用が大きく減少し,また学校の休校により給食用牛乳の減少が見られた。
一方で,在宅率が高まったことで家庭内の需要が増加した。家庭内にとどまることを余儀なくされたため朝食機会が増え,喫食率の増加が消費を押し上げている。また発酵乳は健康志向の高まりを受け,機能性を訴求する製品が好調だった。
今年は各社がコロナ禍対応を明確に打ち出し,高まった需要の維持・拡大に取り組んでいる。本稿では,牛乳類と発酵乳を中心に各社の製品戦略をリポートする。
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本号のその他の内容
- 連載:アルミ缶
- アルミ缶の美粧性向上,環境対応とアルミ缶
- 新技術
- キリンが開発した新バリア PETボトル技術
- Special Report:レンゴー株式会社
- もう一つの紙容器=段ボール,その進化を追う—デジタル印刷と段ボール改革 —
- News from U.K.
- 唯一無二のウォーターの可能性に挑む
- トレンドレビュー: BJ Monthly Beverage Watch(2021年4月)
- コカ・コーラに見るコーヒーのマルチブランド戦略
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