2010年12月号 December 2010
2010年11月28日発刊　No.347号　　定価4,725円（税込）

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BJ Special Report：K2010

• 世界最先端のPETボトル技術を見る

特別企画：容器包装の検査機器

• 飲料容器の安全安心を高める検査機器

News from U.K.：ブラジルの美人がプロデュースする美容飲料とは？

NEW PRODUCTS：今月の各社新発売品

NEWS HIGHLIGHT：今月の産業ニュース

本誌立ち読み

　清涼飲料をとりまく市場環境は厳しさを増している。市場開拓への旺盛な意欲は影を潜めつつあり，不況になるたびに繰り返される“定番回帰”と“選択と集中”を旗印に，各社とも基幹ブランドに集中する動きを強めている。その一方で，飲料業界はパッケージングイノベーションや健康トレンドをとらえて市場の活性化に努めてきた。

2010年は，７～９月の最需要期に記録的猛暑の恩恵を受けたことから，前年を上回る着地となることが確実視されている。飲料産業は，この猛暑効果を2011年へと続く市場拡大の好機ととらえて，積極的な新製品開発が求められる。

こうしたなかで重要なことは，やはり美味しさを追求した飲料製品の開発と製造に尽きるだろう。コストパフォーマンスの追求が求められるなかでも，より美味しい飲料を消費者は常に追求し続けているからだ。

そのためには，一つ一つの製品開発だけではなく，プロセス処理にも充分に配慮する必要がある。プロセス処理は飲料そのものを操作する工程であるから，安全性と衛生性を担保することが最も重要である。そのうえで，できるだけ原料の劣化を抑えた処理が，より味覚に優れた飲料製造に役立つことは言うまでもない。

飲料産業がさらに発展していくためには，パッケージイノベーションだけではなく，プロセス処理工程や機器の選択，工夫にも着目することを考えなければなるまい。そこで本特集では，プロセス処理機器のうち，殺菌，バルブ，粉体技術について取り上げる。続きは本誌をご覧ください。

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本誌立ち読み

　　「国際プラスチック・ゴム展 K2010」が10月27日から11月３日の日程でドイツ・デュッセルドルフ見本市会場で開催された。今回は全世界から3,102社の出展と，22万人を超える登録入場者を集めた。同展は３年ごとに開催される世界最大のプラスチック系の専門展示会で，プラスチック原料から成形まで，飲料や食品包装分野のみならず，自動車やエレクトロニクス，生活資材まで幅広い分野を対象としている。飲料分野では，PETボトルやポリエチレン等によるダイレクトブローが，興味を引く主な分野といえるだろう。ビバリッジジャパンでは，2004年，2007年に引き続き現地取材し，PETボトルをめぐる最新情報を本号でリポートする。

Krones
二軸延伸ブロー成形機の未来を提示する新技術を発表
　Kronesは，二軸延伸ブロー成形機「Contiform」の大幅な進化と可能性を示す新技術を世界初公開した。なかでも新しいプリフォーム加熱装置である「FlexWave」や，…続きは本誌をご覧ください。

伊藤園

「タリーズ」にSOT缶を投入，ラインアップを大幅強化

コカ・コーラ

“エメマン”に微糖投入などでテコ入れ

キリンビバレッジ

受験生向け「力水」，甘さ訴求の「ファイア」など

カルピス

パーティー向け「ウェルチ」２品，ホット生姜など

森永乳業

主力ブランドに期間限定品を投入し需要を喚起

カゴメ

パウチ入りゼリーを充実，ホット用トマトスープなど

サントリー

フロマージュ「なっちゃん」とレッドジンジャー

日本ミルクコミュニティ

紙容器入り低果汁飲料３品

AGF

ビター珈琲など乳飲料２品

サッポロ飲料

いちご果汁入り炭酸飲料

ヤクルト本社

冬限定のゆず味「ジョア」

ポッカ

“アニメ缶”でコーヒーユーザーの掘り起こしを狙う

エルビー（東京）

産地限定果汁，デザート飲料など紙容器製品５品

永谷園

生姜入りミルク紅茶発売

ダイドードリンコ

冬向けブレンド中国茶

不二家

ネクター＆ミルキー登場

日本サンガリア

濃厚感をテーマにした新シリーズ２品ほか

JR東日本

地産飲料シリーズ第５弾

低アルコール飲料

Alc.12％・強炭酸の缶チューハイ，プレミアムハイボールなどで需要創出を狙う

日本サンガリア

ビールテイスト飲料を強化

オエノングループ

新酒生酒と寿ラベルの清酒

サントリー

数量限定のウイスキー２種

黄桜

シャンパン風日本酒ほか

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