本誌立ち読み
ウォータービジネス新時代の到来
水は人間にとって最も重要な食品といえるだろう。水なくしては生活が成立せず,水なくしては生存すら危ぶまれるからだ。
この水を巡る産業界の動きが激しくなってきている。従来のミネラルウォータービジネスに加えて,HODビジネス(Home and Office Delivery)が急激に台頭してきているからだ。まさにウォータービジネスは,新時代を迎えつつある。
本特集では,このウォータービジネスを巡る最新事情をリポートする。飲料産業がつかさどるミネラルウォーターブランドに対して,台頭するHODビジネス,その両側面から最新の動きをリポートする。あわせてケーススタディとして4企業の最新事情を報告する。さらに本誌初となる宅配水ブランドリストも掲載した。
拡大を続けるミネラルウォーター市場
ミネラルウォーター市場は,現在の清涼飲料の中でも成長を続ける数少ないカテゴリーである。日本ミネラルウォーター協会の調べによれば,国産ミネラルウォーターの生産量は,2012年は278万8,030klで前年比108.0%と大きく成長した。その一方で輸入は35万3,084kl(59.9%)と4割減になっており,国産・輸入合計では314万1,114kl(同99.0%)となり,ほぼ前年並みとなっている。
ミネラルウォーター市場は災害等によって市場が急激に変化するカテゴリーで,これは他の清涼飲料カテゴリーには見られないミネラルウォーター特有の現象である。たとえば…続きは本誌をご覧ください。
- Case Study 1:富士ミネラルウォーター
- 日本最古のミネラルウォーターブランドが進む道
- Case Study 2:キリンビバレッジ
- 飲料ブランドのHOD戦略
- Case Study 3:アクアクララ
- 直営大型プラントを建設,次世代の標準工場を提示
- Case Study 4:フレッシュアクアジャパン
- 輸出を主体にしたミネラルウォーター事業
- 主要ブランドの動向
- HODの主要サプライヤーの動向
- 宅配水ブランド一覧表
本誌立ち読み
今日の清涼飲料市場は,炭酸飲料やコーヒー系飲料,野菜系飲料,さらには茶系飲料に至るまで,あらゆるカテゴリーでなんらかの機能性を訴求する“総機能性飲料化”が進んでいるといえる。さらに最近では,花王の「ヘルシアコーヒー」など健康機能の訴求が可能な特定保健用食品(トクホ)に注目が集まっており,これは機能性飲料にいっそうの差別化が必要であることを示している。すなわち,機能性飲料はその存在意義が改めて問われているといえるだろう。
その一方で,飲料の持続的成長のためには,たゆまぬ新製品の開発と上市が求められている。この新製品開発は,様々なコンセプトを付与できる機能性素材を採用することにより,開発の幅が大きく広がるといえるだろう。
そこで本特別企画では,飲料の新製品開発に役立つ機能性素材について,素材サプライヤーからの提案を紹介する。
…続きは本誌をご覧ください。
- その他の主な内容
- 特別寄稿:焼津水産化学工業
- コラーゲン含有茶飲料の提案
- News from U.K.:世界の“次世代”ウォータービジネス
好 評 連 載 記 事 |
NEW PRODUCTS 各社新製品ニュース
サントリー
濃厚炭酸飲料,麦茶の「ダカラ」,ウコン飲料ほか
キリンビバレッジ
香りの紅茶,トマト入りトロピカーナなど盛夏向け商品
アサヒ飲料
冷涼感や酸味を訴求の大人向け新製品4品
コカ・コーラ
“POWERADE”がエナジードリンクで日本市場に登場
伊藤園
「ルイボスティー」で女性獲得を狙う,紅茶飲料「TEAS'TEA」もテコ入れ
森永乳業
好調の「リプトン 抹茶ミルク」刷新など
カゴメ
“地産全消”の「野菜生活」など期間限定3品
カルピス
アサイー炭酸で熱中症対策
JR東日本WB
女性を狙う国産果汁入り飲料など,共同開発品4品
ダイドードリンコ
白桃ジュレ,スイカ味の塩分補給飲料ほか
オハヨー乳業
サボテン果汁入り飲料など
ハウスウェルネス
熱中症対策向け「C1000」
日本サンガリア
期間限定の夏みかんソーダ
ポッカサッポロ
大人向け炭酸飲料2品
JT/日本たばこ産業
新・桃天と370gボトル缶入り加糖ミルク珈琲
キッコーマン飲料
朝向け野菜飲料第2弾
協同乳業
カップ飲料を充実し,売場拡大をめざす
雪印メグミルク
夏期限定の紙容器飲料2品
ヤクルト本社
白い「ミルージュ」登場
…詳細は本誌をご覧ください
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