本誌立ち読み
成長するアルミ缶,安定するスチール缶
2012年の缶入り清涼飲料の生産量を見ると,総生産量は348万1,594kl(前年比98.9%)となった。全容器に占める缶飲料の構成比(缶化率)は18.3%となり,前年に対して1ポイントの低下となった。
缶にはステイオンタブ缶(SOT缶)とボトル缶がある。両容器の生産量を比較すると,ボトル缶が57万5,250klで,缶飲料全体の約16.5%を占めている。前年に対する伸び率は,ボトル缶が107.2%,SOT缶が97.4%となっていることから,ボトル缶が缶飲料全体の減少を押しとどめたといえるだろう。
次に,生産量をアルミ缶とスチール缶で見ると,アルミ缶は138万1,185kl,対してスチール缶は210万409klとなっており,スチール缶が約60.3%を占めている。前年に対する伸び率は,生産量ベースでスチール缶の98.0%に対して,アルミ缶は100.3%とわずかに増加した。
缶入り清涼飲料の生産量をカテゴリー別に見ると,コーヒー飲料等が全体の59.1%を占めており,続く…続きは本誌をご覧ください。
本誌立ち読み
市場の縮小傾向が続くも底入れの兆し
2013年上半期(1~6月)のビール系飲料の課税数量は,前年同期比0.9%減の1億9,929.4万函(633ml×20本換算,以下同)となり,1992年に現行の統計を取り始めて以来,同期間としては過去最低を更新した。これは,第2四半期は100.5%と前年実績をかろうじて上回ったが,第1四半期は97.3%と天候不順が続いたことなどが響いた。
例年夏場の7~9月が年間出荷量の約3割を占めるだけに,梅雨明けが早く7月に入って猛暑が続く今年は,昨年実績を上回るかもしれないという期待感が広がる。ビール各社ではビールと新ジャンルに引き続き注力し,市場全体では10年ぶりとなる前年超えをめざしている。…続きは本誌をご覧ください。
- その他の主な内容
- Field Report
- UCC上島珈琲・滋賀工場 コーヒー専業メーカーのRTD戦略
- Special Report
- Rexnord社 コンベヤーを改めて考える
- Preview
- drinktec2013
- News from U.K.
- 世界の果実飲料,いろいろ
好 評 連 載 記 事 |
NEW PRODUCTS 各社新製品ニュース
サントリー食品
濃縮シロップと専用ボトルで“マイボトル”市場を狙え
富士MW
キャラクター製品を拡充
アサヒ飲料
「ミキシング」第2弾,夏向けバヤリースなど
森永乳業
トマト+パイン,復刻カフェラッテなど
キリンビバレッジ
盛夏向けトロピカーナ2品とチルド紅茶
ハウス食品
超強力の刺激飲料登場
明治
新機能性ミルクにLL紙容器追加
雪印メグミルク
塩ライチとのむヨーグルト
伊藤園
盛夏向けの梅飲料・緑茶飲料など
ネスレ日本
ゴールドブレンド缶拡充
コカ・コーラ
果汁入りシュウェップス,PET入り濃縮アクエリアスなど
カルピス
「プレミアムカルピス」刷新
サントリー食品
秋向け缶コーヒー,焙じ茶,果汁など5品発売
カゴメ
トマトでスポーツ飲料提案
ポッカサッポロ
パイン味ゼロカロリー炭酸
エルビー
盛夏期向けライチ水など
チチヤス
強化ミルクと塩味乳性炭酸
日本サンガリア
食物繊維入りやライム味など炭酸水シリーズを充実強化
JT
炭の香コーヒーと梨飲料
…詳細は本誌をご覧ください
NEW PRODUCTS〈清涼飲料・牛乳・乳製品〉
NEW PRODUCTS〈ビール・RTD/酒類〉
NEWS HIGHLIGHTS〈産業ニュース〉
BJ Market report〈毎月の市場概況〉
BJ DIGEST
People & Industry
バックナンバー案内
統計資料
INTERNATIONAL NEWS
お申込み・お問い合わせ
飲料総合専門誌 ビバリッジ ジャパン
株式会社ビバリッジ ジャパン社 販売部
TEL 03-3989-8707 FAX 03-3989-8727
問い合わせフォームよりお問い合わせいただく場合は、こちらからお願いします。