本誌立ち読み
特集:2022年上期の清涼飲料水市場総括
災禍から回復へ向かう清涼飲料市場
清涼飲料産業の価値は,その名のとおり“清涼”だ。現代社会は,自然災害に翻弄され,未知の疾病に翻弄され,不安定な世界情勢や経済情勢に翻弄され,過大な情報に翻弄されている。経済格差が明確になり,生活にも心にも余裕がない。“1億総中流”は遠い過去の物語。
その結果,やり場のない不安感や焦燥感を,他者への依存で解決しようとする。そのことが社会をさらに荒涼とした姿へ変えていく。今の日本は“失われた20年”では済まされない暗澹たる社会といわざるをえない。
それでも2022年上期は,コロナ禍という災禍から抜け出し,あるいは受け入れて,本来の生活に戻ろうとする意識と行動が見られる。またLGBTQ+に代表される多様で新たな価値観が発現し,前進しようとする姿も見られる。
こうした社会に対し,清涼飲料産業は,どのように価値を適応させているだろうか? 本号では,主要ブランドの上期の動きと下期の戦略をまとめた。…続きは本誌をご覧ください。
人出の回復と清涼飲料市場
新発売品点数は落ち着くか?
カテゴリー別動向
値上げと飲料産業
事実上のポストコロナ,市場は従前に回帰?
主要ブランドの動向
2022年上半期 会社別 新発売品一覧
本誌立ち読み
特集:2022年上期のビール系飲料市場総括
10年ぶりのプラスもコロナ禍前には戻らず,ビール復調が一筋の光明
ビール系飲料市場が回復している。2022年上期(1〜6月)のビール系飲料(ビール,発泡酒,新ジャンル)市場は3%増となった。前年同期を上回ったのは,東日本大震災後の需要減の反動で増加した2012年以来,10年ぶりだ。5月には3年ぶりに行動制限のない大型連休を迎え,コロナ禍で落ち込んでいた業務用が回復した。それでもコロナ禍前の2019年と比較すると13%程度のマイナスで,完全回復には至っていない。
もとよりビール系飲料市場が厳しい環境であることに変わりはなく,市場の活性化が喫緊の課題だ。本号では,2022年上期のビール系飲料の市場と主要ブランドの動向を取りまとめ,下期の市場展望とブランド戦略についてリポートする(以下,函数は1函=633ml×20本換算)。
…続きは本誌をご覧ください。
上期の月別販売動向
業務用が市場を牽引
カテゴリー別動向—ビールが復調
ノンアルコールビール市場は停滞
2022年の市場を見通す
メーカー別主要ブランドの動向
本号のその他の内容
- 新素材:ナガセケムテックス
- 酵素の新展開,マスキング効果を訴求
- マーケティング:ガラスびん
- ガラスびん入り飲料のマーケティング展開を見る
- Mini Report:容器と環境対応
- PETボトル,アルミ缶の環境活動
- 特報: drinktec〈プレ〉プレビュー
- 〜現地への渡航準備〜
- News from U.K.
- 頭一つ抜け出すためのレシピとは? −缶カクテル最前線−
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