本誌立ち読み
特集:紙容器2022
“ポスト”プラスチックへ,名乗りと課題
世界は常に動いている。コロナ禍が始まって3年目,2022年は日常への回復が急速に進み,並行して国際物流,エネルギー,安全保障など,不安定な状況も加速している。
コロナ禍以前より,気候変動に対する産業界への風当たりは強く,産業と気候の両立が求められている。その一つが脱プラスチック包装だ。これにPETボトルが強烈に対抗し,世界中で3R(Reduce,Reuse,Recycle)に躍起になっている。プラスチックは複合材にすれば他の包装資材を凌駕する性能が得られ,またコストにも優位性がある。このため脱プラスチックは大きな潮流にはなっていない。
紙容器は,この脱プラスチックに名乗りを上げている。森林資源を由来にRenewable(再生可能資源)を掲げ,持続性のある容器包装と主張する。その一方,使い勝手や性能向上のためプラスチックとの複合化が避けられない。本特集では,そのような紙容器を巡る最近の動きをリポートした。
…続きは本誌をご覧ください。
紙容器入り清涼飲料と牛乳類の生産動向
プラスチックから紙へ
リサイクル動向
LL紙パックリサイクル推進研究会全体会議開催
紙容器は“ポスト”PETになるか?
主要紙容器サプライヤーの動向
本誌立ち読み
Preview:drinktec2022
1年延期したdrinktecは,飲料産業の未来をどのように見せるか?
全世界の飲料産業にとって最も重要で,最も価値ある展示会がdrinktecだ。同展は2021年に開催予定であったが,コロナ禍の影響を受けて1年延期となり,2022年9月12日~16日の日程でドイツ・ミュンヘン見本市会場にて開催される。今回は,世界70カ国以上から1,200社以上が出展し,総展示面積は13万㎡に達する。
予想来場者はコロナ禍のため前回を下回る可能性があるが,それでも飲料産業必須の展示会であることに変わりはない。本稿では有力出展社の情報を中心に,注目される出展内容をまとめた。
…続きは本誌をご覧ください。
本号のその他の内容
- Field Report:森乳業
- ユニークな無菌充填紙容器システムで新市場を狙う
- Field Report:日本製紙リキッドパッケージプロダクト株式会社テクニカルセンター
- 最新 LL紙容器の技術支援とシステム開発の最前線
- Field Report:東洋食品工業短期大学
- 飲料・食品加工の未来を担う専門家を養成する専門学府
- Preview: drinktec2022
- 1年延期した drinktecは,飲料産業の未来をどのように見せるか?
- トレンドレビュー
- 環境活動と飲料産業
- マーケティング
- ビール体験イベントに見るブランド戦略
- 新素材:コービオンジャパン
- ラボ新設で水溶性カルシウムと発酵乳酸の処方開発を加速
- News from U.K.
- ポストコロナ時代の飲料市場を見通す5大トピックス
好 評 連 載 記 事 |
NEW PRODUCTS〈清涼飲料・牛乳・乳製品〉
NEW PRODUCTS〈ビール・RTD/酒類〉
NEWS HIGHLIGHTS〈産業ニュース〉
BJ Market report〈毎月の市場概況〉
BJ DIGEST
People & Industry
バックナンバー案内
統計資料
INTERNATIONAL NEWS
お申込み・お問い合わせ
飲料総合専門誌 ビバリッジ ジャパン
株式会社ビバリッジ ジャパン社 販売部
TEL 03-3989-8707 FAX 03-3989-8727
問い合わせフォームよりお問い合わせいただく場合は、こちらからお願いします。