本誌立ち読み
特 集
フルーツジュース・野菜ジュース
真価が問われる果汁・野菜汁
減少が止まらない。
果実飲料の生産量は2000年を境に減少が続き,2014年は180万kl強で,2000年対比では約81%にまで減少している。清涼飲料の基本カテゴリーゆえに,その価値の流出が現状を招いたといえよう。
しかも野菜飲料まで減少に転じており,2014年は2013年対比で2.1%減の56.4万klになった。野菜飲料はピークを過ぎたのか,それとも踊り場なのか,大きな岐路に立っている。
低果汁化が進む果実飲料
2014年の果実飲料の生産量は,180万4,300kl(前年比94.3%)となっている(表1)。▷100%ジュースは,日本の嗜好に適していないのだろうか? 生産量は1995年の生産量ピーク時から約3割減となる45万6,600kl(89.6%)にまで縮小した。果汁の輸入完全自由化によって消費量が増加すると期待されていたが,20余年が経過して,その期待は水泡に帰したといえよう。
これは,ジュースに対する消費者の理解が進んでいないことが最も大きな…続きは本誌をご覧ください。
- 特集の主な内容
- 低果汁化が進む果実飲料
- 正念場を迎えるか,野菜系飲料
- 高果汁チューハイの需要拡大
- 世界健康デーと国際果汁生産者連盟
- 原料輸入の状況
- 主要果実・野菜汁ブランドの動向
- 主要果汁原料サプライヤーの動向
- 財務省貿易統計による果実・野菜ジュース輸入実績推移2011〜2014年
今号のその他内容
- 特別寄稿:低温殺菌によるエネルギー削減の提案
- Tetra Pak Dairy & Beverage Systems
- Field Report:キリンビバレッジ株式会社 湘南工場
- 世界初・日本初で追求するコストミニマムプリフォーム
- News From U.K
- 新たなヘルシー訴求を見る
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