本誌立ち読み
特集:フルーツ・野菜ジュース
コロナ禍を経て果実飲料や野菜系飲料の向かう先を探る
果実飲料と野菜系飲料は,果実や野菜という自然の恵みを加工した飲料カテゴリーだが,その価値は対照的だ。
果実飲料は,世界的に見ても最も歴史のある飲料カテゴリーの一つで,日本でも清涼飲料産業を牽引してきた。日本では低果汁製品が主力で,100%果汁を常飲する習慣は未確立だ。健康志向を取り込んだ製品も登場しているが,基本的には典型的な嗜好飲料である。
野菜系飲料は,ニンジンをベースにした製品や多数の野菜をブレンドした製品が登場して普及が加速している。また生鮮野菜の摂取不足の補填や,生鮮野菜が値上がりした際の代替品として利用されており,生活必需品の側面がある。
果実飲料等の生産量
2022年の果実飲料等の生産量は127万2,860kl(前年比103.9%),野菜飲料の生産量は54万8,143kl(93.9%)となっており…続きは本誌をご覧ください。
特集の主な内容
果実飲料等の生産量
“オレンジショック”と価格高騰
フロリダ柑橘の急激な収穫量減少
欧州で新たな果汁規格を策定
果汁の価値を高める取り組み2例
100%ジュースで顕在化する新たな懸念
成長が鈍化,踊り場を迎えた果汁入りRTD市場
レモンサワーに再成長を託す
主要果汁系RTDブランドの動向
主要果汁・野菜汁ブランドの動向
財務省貿易統計による果実・野菜ジュース輸入実績推移
主要果汁・野菜汁サプライヤーの動向
本号のその他の内容
- 特別リポート:タイ飲料市場と日系飲料企業(2)
- タイで成功する飲料関連産業
- 新素材:東洋新薬
- ターミナリアベリリカとラフマエキスに新たなヘルスクレーム
- マーケティング:キリンビール
- 国産ウイスキーを強化,「富士」の海外展開を加速
- レンドレビュー
- フェムテック/フェムケアは飲料業界の金脈となるか?
- News from U.K.
- ノンアルコール飲料市場の最新イノベーション
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