本誌立ち読み
特集:紙容器2023
容器の多様性と紙容器市場
コロナ禍からようやく抜け出しつつある日本では,再び環境負荷低減が社会課題になるだろうか? この3年間で世界は変化し,安全保障は防衛だけではなく経済の分野でも叫ばれるようになっている。一方でコロナ禍の前から急激に叫ばれるようになった“SDGs”は徐々にトーンが下がり,4R,すなわちReduce,Reuse,Recycle+Renewableが急遽,登板してきた。成長から持続へというかけ声は空しく響く。
こうした情勢の変化は,紙容器に新時代の盟主となる好機をつかみ取らせるだろうか? ここでは,紙容器市場と主力の紙容器サプライヤーの動向をリポートする。…続きは本誌をご覧ください。
特集の主な内容
清涼飲料の紙化率が低下
紙パックの販売量も減少
特別インタビュー:日本テトラパック株式会社代表取締役社長
アレハンドロ・カバル氏
紙容器で新市場を探る
日本乳容器・機器協会が総会を開催
紙容器の普及と環境課題
紙容器が次世代容器になる要件
主要紙容器サプライヤーの動向
本誌立ち読み
Mini Report:牛乳・乳飲料市場
新たな局面を迎える製品開発の次の一手とは?
乳業界にとって2022年は厳しい環境が続いた。コロナ禍で発出された各種規制や自粛要請が解除され消費の回復が期待されたが,急激な円安やウクライナ戦争など国際情勢の不安定化により,折からの各種コストの上昇に拍車がかかった。11月には乳価引き上げにともなう製品の値上げが相次いだ。
また生乳の需給ギャップが拡大して脱脂粉乳の在庫量が過去最高になったほか,2021年に続いて2022年末から2023年初にかけて処理不可能乳の発生が懸念された。それでも官民を挙げた消費促進キャンペーン等の効果により,生乳廃棄を回避することができた。
2023年は各社が値上げを発表している。8月には乳価引き上げが決定しており,消費の鈍化が懸念されている。
本稿では,主要乳業各社による牛乳類(牛乳,加工乳,成分調整牛乳,乳飲料)の取り組みを中心に取り上げる。
…続きは本誌をご覧ください。
本号のその他の内容
- 特別企画:飲料開発・製造におけるプロセス処理技術
- 飲料産業の持続的成長を促す最新プロセス機器
- 特別リポート:タイ飲料市場と日系飲料企業(3)
- タイで成功する飲料関連産業
- Field Report:コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社埼玉メガ DC
- 巨大物流倉庫による物流問題への解決事例を見る
- マーケティング
- 攻勢に出た家庭用生ビールサービスと拡大策
- トレンドレビュー
- 飽和したコーヒー系飲料市場に見るサバイバルゲーム
- News from U.K.
- 長寿ブランドの秘訣を探る
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