本誌立ち読み
特集 PETボトル2020 (2)
PETボトル化の完成とその先,課題を考える
−PETボトル,充填・包装システム,品質管理−
日本は,新型コロナウイルスとの共存をめざして試行錯誤を始めている。経済活動の制限がもたらした負のインパクトは大きく,経済の停滞と収束の見えないコロナ禍による市民生活の不安は広がるばかりだ。
飲料産業は好不況の影響を受けにくい産業といわれてきたが,今回のように経済活動と人々の行動が制限されるような事態に襲われた経験は,おそらく初めてだろう。天候に恵まれ,人々が外出すれば飲料消費は増加する,という法則が消失した今,飲料産業はいかにして消費を維持していくかという本質的な課題が露呈している。この観点で,清涼飲料の基幹容器であるPETボトルとPETボトル飲料には,一段の進化が求められることはいうまでもない。また,ワインをはじめとする酒類でもPETボトルの浸透が続いている。情緒価値が高いワインでの拡大は,PETボトルの可能性を広げる事例として注目しなければならない。
本号では,このPETボトル飲料が進化するためにきわめて重要な役割が期待されるPETボトルサプライヤーの動向,事実上の標準仕様となった無菌充填の進化を占う次世代無菌充填システムの提案,安定した生産と品質を確保するための検査・搬送機器といった周辺機器情報をまとめた。…続きは本誌をご覧ください。
特集の主な内容
PETボトルは酒類市場でも拡大続く
超小型PETボトルの需要が拡大
容器サプライヤーの動向
海外メーカーが魅せる次世代無菌充填システムの提案
PETボトル関連の検査・測定装置の動向
搬送・外包装の新提案
本号のその他の内容
- 特別寄稿:微生物迅速自動検出システム「 D− COUNT」
- ビオメリュー・ジャパン株式会社
- BJ Special:製造工場への “省 ”提案
- IoTを活用した設備の遠隔監視例
- Preview:第5回ドリンク ジャパン
- コロナ禍で重要性を増す展示会,ドリンク ジャパンは飲料産業の未来を提示できるか?
- トレンドレビュー: BJ Monthly Beverage Watch(2020年9月)
- キリンの「 iMuse」戦略
- News from U.K.:無限のアイデア —独自価値で挑む
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