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特集 ガラスびん2018

ガラスの特性をどのように活かすか?

 
 容器の素材間競争が激しさを増すなか,ガラスびんは独特の質感と個性をもつ付加価値容器となっている。汎用容器からニッチ容器へと移行しているといってよいだろう。そのためガラスびんの出荷量は年々減少を続けている。一方で,ガラスびんの個性を活かせるカテゴリーでは成長が続いており,ブランドオーナーにはガラスを使いこなすことが求められている。

出荷量は110万トンを割り込む

 日本ガラスびん協会によると,2017年のガラスびん出荷量は,重量では109万9,788トン(前年比97.8%),本数では61億8,806万2千本(98.0%)となった(表1)。
 出荷量の多いカテゴリーで前年割れが見られ,食料・調味料が29万127トン(97.1%),薬品・ドリンクが20万8,684トン(99.0%),飲料は22万3,903トン(95.4%)などとなっている。同協会によれば,飲料は他素材容器へ…続きは本誌をご覧ください。

特集の主な内容

伸びる酒類の輸出
多色化が進むガラスびん
2017年度のガラスびんアワードが決まる
ガラスびん3Rの最新動向
主要製びん各社の最新動向

特別インタビュー:日本ガラスびん協会 会長 齋藤 信雄 氏

消費者とガラスびんとの懸け橋をめざす

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特別企画 飲料の革新を支えるプロセス機器

進化を続けるプロセス機器の最新事情

SPXのデアレーションと新カーボネーション技術
SPXフローテクノロジージャパン株式会社

欧米で開発された食品,乳製品,飲料,医薬品の製造ラインに最適の継手とパッキン
株式会社ドックワイラージャパン

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Special Report ヴァイヘンシュテファン醸造所/
ミュンヘン工科大学

世界最高峰のビール学府と現存する世界最古のビール工場

 ドイツはビール大国だ。ドイツには1,200を超えるビール醸造所があり,まるで日本の地酒のように各地に根付き,歴史を刻んでいる。そのうち南部のバイエルン州には,半数となる600カ所のビール醸造所があり,まさにビール天国だ。
 このビール天国のなかで「ビールの聖地」と呼ばれる醸造所が,Weihenstephan(ヴァイヘンシュテファン)醸造所だ。開設から1000年以上の歴史があり,現存する世界最古のビール醸造所で,その運営と使命はきわめてユニークである。ビバリッジ ジャパンは,同醸造所の運営と事業戦略についてリポートする。…続きは本誌をご覧ください。

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本号のその他の内容

新企画:BJ Monthly Beverage Watch(2018年2月)
小型PETコーヒーが続々登場,サントリーを追撃
Preview:FOOMA JAPAN 2018
アジア最大級の“食の技術”の総合展
News From U.K.
特報 World Beverage Innovation Awards @ drinktec
Drink JAPAN,展示とセミナーの概要を発表

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