本誌立ち読み
特集:飲料缶市場2024/2025
飲料缶を取り巻く状況の変化と今
清涼飲料やアルコール飲料を含む飲料産業は,日本の経済成長と人口増加を原動力に拡大を続けてきた。その牽引車が缶飲料であることは論をまたない。なかでも1969年にUCCによって上市された缶コーヒーは,今でも日本を代表する清涼飲料であり,まさに“戦後ニッポン”の象徴といえる。
その飲料缶は,過去のものになってしまうのだろうか?
清涼飲料ではPETボトルに市場を奪われてニッチ容器化が進行している。酒類では市場全体が縮小を続けるなか,高度な内容物保護性能と軽量で手軽に扱える“カジュアルパッケージ”としてビール・低アルコール(RTD),ノンアルコールを中心に支えている。
今,コロナ禍を経た日本では社会認識・常識が急速に変化している。少子高齢化を発端に社会構造の変化が加速しており,たとえば個人の尊重,多様化,国際化,環境保護,CN(カーボンニュートラル)など様々に要求されている。同時に急激な変化は,職業・世代・性別などで軋轢も生み出した。缶飲料は,この時代のはざまでどのように持続していくのだろうか?
…続きは本誌をご覧ください。
特集の主な内容
缶入り清涼飲料は減産が続く
缶のリサイクルと軽量化は目標を達成し高水準を維持
ボトル缶の固有価値
缶コーヒーは苦戦,ボトル缶に光明か
缶は清酒市場の起爆剤になるか?
社会のインフラとしてのアルミ缶・スチール缶
イベントでスチール缶をアピール
製缶メーカー各社の動向
缶飲料充填システムの最新事情
英国TORUS社の製缶向け測定装置の取り扱いを開始
ソフトハンドリングが可能なFIFOアキューム装置
本号のその他の内容
- Special Report: JFE条鋼株式会社東部製造所
- スチール缶リサイクル,その実際を知る
- Field Report:ゴールドパック株式会社恵庭工場
- 原料から製品まで “道産子 ”の飲料工場
- Report:第9回ドリンク ジャパン
- 飲料産業の課題解決と未来を示せたか?
- トレンドレビュー
- 海外事業が好調のヤクルト,ダイドー,伊藤園と展望
- News from U.K.
- “多様性 ”の時代に即した製品開発
好 評 連 載 記 事 |
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