本誌立ち読み
特集:宅配水とミネラルウォーター・フレーバーウォーター
清涼飲料の基幹カテゴリーにおける飽和
ミネラルウォーター(水)は,世界で最も基本となる飲料カテゴリーだ。そのまま飲用するだけではなく,コーヒーや茶類などの抽出用や料理用としても幅広く利用でき,まさに水道水に代わる“水源”である。水道水が安全に利用できる日本であってもミネラルウォーターの生産量は増加し続けており,生活の一部として深く根を下ろしている。
また宅配水(HOD=Home & Office Delivery)も市場を拡大させ続けてきた。大型のボトル(ガロンボトル)やBIBを個別配送し,設置したウォーターサーバーを介して温冷水を簡単に注出できる利便性が高く評価されている。製品が宅配される点が大きな価値になっており,日本の消費者が好む利便性を追求したカテゴリーといえる。一方で,ストックビジネスが主目的となっており,近年はより低価格を訴求した浄水型サーバーが急速に普及し競合している。
ミネラルウォーターは実質日本最大の飲料カテゴリー
ミネラルウォーター類の国内生産・輸入推移(表1)によると…続きは本誌をご覧ください。
特集の主な内容
ミネラルウォーターは実質日本最大の飲料カテゴリー
フレーバーウォーターの動向,炭酸水は天井か?
ミネラルウォーターは“究極”の清涼飲料水か?
変調をきたした宅配水
飲料産業か,ストックビジネスか?
主要ミネラルウォーターブランドの動向
主要HODブランドの動向
主要HODサプライヤーの動向
本誌立ち読み
特別企画:洗浄と潤滑の最新技術
環境負荷低減と生産性向上をもたらす最新の洗浄技術
飲料工場では,製造だけではなく様々なことが要求されるようになって久しい。なかでも近年は,環境負荷の低減が求められている。この“環境負荷の低減”には様々な取り組みがあり,たとえば非生産時間を短縮し,単位時間あたりの出来高を増やすことが解決策の一つとなる。また,洗浄時間の短縮や洗浄・除菌剤の使用量を削減すれば,CO2排出量や水使用量を削減できるほか,生産性が向上してコスト削減にも寄与する。実際に,2027年3月からの稼働を計画している明治の神奈川新工場では,水使用量を既存工場と比べて半減する“ウォーターハーフ”を目標に掲げている…続きは本誌をご覧ください。
本号のその他の内容
- Field Report:サントリープロダクツ株式会社/サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場
- 「天然水」2L専用の新ライン稼働 —完成されたシステムによる安定稼働・安定供給を実現
- マーケティング:サントリー白州蒸溜所
- ウイスキーの魅力を伝える森林公園工場の大規模リニューアル
- 特別リポート:カゴメ株式会社
- 持続的農業の実践と体験の現場
- 新技術Special:グンゼ
- “環境配慮”新工場から繰り出される最新シュリンクフィルム
- 新素材:三栄源エフ・エフ・アイ
- 食感・風味設計に資する研究成果を発表
- News from U.K.
- 守りながら攻める ー飲料産業の伝統と革新への道程
- トレンドレビュー
- サントリー食品が仕かける“試行錯誤”とは?
- BJ News Letter
- 海外の新製品・注目製品
好 評 連 載 記 事 |
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